不倫現場を晒されたアフロディーテ

アフロディーテはオリンポス十二柱の内の1人で美の女神として有名な神です。美しさを代表する一方で神との関係に問題も起こした女神でした。

男性器から生まれた女神?

アフロディーテはその生まれ方から一風変わった女神です。ゼウスたち以前の神ティーターン12神のウラノスの切り落とされた男性器についた泡から生まれたとされていいます。生まれて間もない彼女は風に乗りキュテラ島という島に上陸します。すると島には美と愛が生まれそれを見た季節の神、ポーラによって服が着せられオリンポスに向かい神になりました。有名なヴィーナスの誕生はこのシーンに当たり、ヴィーナスはギリシア神話のアフロディーテに当たると言われています。

気の強い女神で戦争にもなった

非常に気の強い女神である時、神々の座に投げ込まれた黄金のリンゴを「この場でもっとも美しい女神に与える」という宣言の元にゼウスの妻のヘラ、戦いの神で処女神アテネそして美の女神アフロディーテが奪い合います。この結果起きたのがトロイの木馬で有名なトロイア戦争でした。この戦いの際にトロイアの王子パリスが最も美しいのがアフロディーテであると行ったことが戦争の発端です。

不倫現場を抑えられ晒される

その容姿から多くの神や男性との関係の話があります。特に有名なのは鍛冶の神ヘパイストスの逸話です。ヘパイストスは険悪な関係にあった母親のヘラからアフロディーテを嫁にもらいました。しかし容姿が悪く仕事一筋なヘパイストスと恋多きアフロディーテの関係は破綻。ある時ヘパイストスが仕事に向かうと浮気を始めました。相手は同じ神で戦神のアレス。二人で寝床に入っていると突然見えない網が降ってきました。アフロディーテの浮気を疑っていたヘパイストスが作った特性の網でした。抜け出ようとするとますます絡まる網に抜け出ることのできない二人のもとにヘパイストスが不倫現場を抑えるために帰宅、これに激怒したヘパイストスはさらに辱めようと考え通りかかったヘルメスに神を集めるように言い二人の痴態をさらしたのでした。最初は神々もヘパイストスの結婚を仕切ったヘラの手前苦笑いでしたがヘパイストスがヘラに「のしつけて返します」というと大笑いし、アレスも恥ずかしさのあまりに逃げ帰り、恥をかかされたヘラはアフロディーテを連れてその場を立ち去りました。ちなみにアフロディーテはただ微笑んでいただけといいます。

ユリウス家の祖先

アフロディーテは人間の男性とも関係を持ちました。ゼウスがアフロディーテが原因で人間の女性と関係を持ったことへの意趣返しに人間のアンキセスと恋に落ちるように仕向けます。彼の虜になったアフロディーテは神であることを隠し彼と関係を持ちました。しかしアンキセスはゼウスの怒りを買い、体が麻痺してしまい、トロイア戦争が勃発すると彼の一族はイタリアに脱出しました。これが後にユリウス家となったといい、ユリウス家はあのユリウス・カエサルを排出した家で、彼はアフロディーテの子孫を名乗っていたようです。

神話でも美女は何かと問題を起こしがちです。もしかすると神話を通して女性の扱いに対する人生訓を教えているのかもしれません。神話に登場するような人物たちのように女性をとお付き合いするのでしたらバイアグラのようなお薬を用意しておくのもいいかもしれません。神話の世界でもいろんな方法で女性を手にしているものです。