女を「やる気」にさせる悪魔がいた!?

キリスト教の悪魔には、眠っている間に男性を襲い精液を搾り取ってくれるという、とてもありがたいスクブスという女悪魔がいますが、一方で、寝ている女をその気にさせて精液を注ぎ込むという、ふらちな男性の悪魔インクブス(インキュバス)もいます。スクブス同様に、相手の心を読み取り理想の男性の姿になって襲います。大好きなタイプの男性が、自分の好みの大きさ形をしたペニスを勃起させて、下半身裸で目の前に現れます。

日頃、欲求不満を抱えた女性であればすぐにヴァギナは濡れてしまうでしょう。インクブスは、そんな女性に対して念入りな愛撫も施します。身体中が火照り、アソコは濡れ濡れになるため、女性は大きなモノを受け入れざるを得なくなってしまいます。インクブスは精子を注ぎ込むために性交するので、避妊には興味はありません。常に「中だし」ですから、襲われた女性は妊娠してしまいます。とても恐ろしい悪魔なのですが、歴史上においてはしばしば登場して悪さを繰り返してきました。「インクブスに襲われた」と称する妊婦が何人もいたのです。皆、「自分は処女であった」と主張しています。 女性にとっては、都合の良い悪魔であったのかも知れません。

下半身を露出して枕元に現れる!?

インクブスはその人の男性の好みや性的嗜好までをも読み取って寝室に現れますので、どんな女性もメロメロにさせてしまいます。下半身は何も身に付けず、いわゆる「フルチン」の状態で勃起させたモノを女性の鼻先に突きつけるのですが、襲われた者はそれを拒むことはできません。魔術によって引き寄せられ、どんなに大きなモノであっても、口に含むしかないのです。 もちろん、その大きさは、襲われた人が心から望んでいるサイズです。

インクブスのペニスを味わわせられた後には、胸をもまれクリトリスをいじられ、ヴァギナに指を挿入されていかされます。さんざんオーガズムに達せられ、もはやペニスを拒む気力もなくなったところで、奥深くまで挿入されるのです。悪魔に犯されていることに気づきつつも、女たちはいってしまいます。女としての喜びと悪魔に犯されたという屈辱とを同時に感ずることになります。

多くの聖女たちが犠牲になった!?

ルネッサンス時代は、インクブスが大活躍しました。あちらこちらにあらわれて、次々と女たちを犯しつづけたのです。あちらの処女を犯し、こちらの純真な乙女をたぶらかし、時には修道女までをも我がものにしてしまいました。そのおかげで、「セックスをしていない」「したことがない」「してはいけない」女性たちが数多く、妊娠させられます。

この時代には性のモラルが著しく低下し、多くの女性たちが次々と色んな男性のペニスを受け入れていたのですが、そうした流行に乗ることなく、純潔を守ろうと必死になっている女性に限って、インクブスに襲われました。淫乱な女や売春婦などは、決して狙われません。セックスしていないはずの人だけが、妊娠したのです。ふらちな行いを隠そうとする女性にとっては、実に都合の良い悪魔であったとも言えるでしょう。

女の淫乱さを引き出し、精子を注ぎ込むインクブスは、純潔を装う女たちによって作りだされた悪魔だったのかも知れません。