ギリシアの影響でローマ女はセックスに奔放になった!?

古代ギリシアの繁栄に台頭したのはローマ帝国。民主主義や都市国家を生み出したギリシアを自国に取り込みますが、このとき同時に文化も取り込みました。強大な国家であっても、文化的には歴史の深いギリシアの方が、明らかに勝っていました。ソクラテスやプラトン、アリストテレスなど多くの天才哲学者を排出し、何千年もの昔から伝わる「神話」を持っています。

ローマの人々はギリシア人のなすことすべてを、文化的には上位のものととらえるようになっていたのです。もともと、古代ローマの人たちは、性に対しては生真面目で、女は貞淑でなければならない、とか、男性が気持ちよくなるように努めなければならない、と考えていました。それが、ギリシアの文化に接することで、女も色んな男性に抱かれるべきだ、とか、乱交も試してみたい、と考える人が増えていきました。ギリシア神話によって、ローマ人たちの性生活が豊かになったのです。

公衆浴場は混浴が一番!?

古代ローマでは、「風呂」の文化が生まれました。それまで、世界中のどこの国でも、毎日風呂に入るような習慣はありませんでしたが、ローマ人たちは公衆浴場に通い、体を洗うようになったのです。ただ、浴場に男女の区別がなく、時間帯によって男女の入場を切り替えていました。当初は多くの女性が「専用」の時間帯に入浴していたのですが、ギリシアの文化に触れると、敢えて「男性の時間」を選んで入る女性が増えてしまいました。

男性と裸の付き合いをし、ついでに体の付き合いもしてみたいと考える女性が現れたのです。性のモラルが乱れたために政府は何度も「入場規制」のお触れを出しましたが、女性たちに無視されました。古代の女神たちのように、奔放にセックスを楽しみたい、と考えたからでしょう。男の時間に女が現れ、気持ち良いことが行なわれているとなれば、男たちも殺到します。セックス目的で風呂に入ろうとする人が増えました。かくして、ローマの浴場はエッチな夢をみる者たちによって、とても繁盛したのです。 ローマの風呂文化の背景には、セックスがありました。

有閑マダムたちが男を食べた!?

古代ローマでは女性に財産権がありませんでしたが、度重なる戦争によって夫や父親を失う女性が増えたことにより法律が変わり、女性も財産を相続できるようになりました。そのため、金はあるが夫はいないという未亡人が急増します。有閑マダムたちは、自由になる大金を手にしたもののセックスの相手がいません。そこで、ペニスを求めて街に繰り出すようになります。

ギリシアの影響を受けて緩くなった性モラルを背景に、女性の「男あさり」が流行しました。何人もの愛人を抱える女性や、3Pや乱交を愛好する人が増えました。ローマはセックス天国と化していったのです。ただ、こうした淫らな風潮は、ローマ帝国の衰退とともに薄れていきます。不況時には性欲も衰えるからでしょう。キリスト教が広まり、性の倫理感が変わります。乱交はタブーとされるようになり、ギリシアで確立された乱交文化はすたってしまいました。。

ギリシア神話や古代ギリシア文化の影響で、ローマ帝国のセックスは乱れました。栄華と性欲との間に一定の相関があるからなのでしょう。